最近気になるデータの話

まだ夏コミでいただいたものとか読んでないです。
とりあえずゴタゴタが片付く17日以降にゆっくり読むつもりです。
もう疲れたよ、モミジッシュ・・・。


今日は鬱憤を晴らすようなこんな話。





最近どうも世間の意見があまりにおかしい。
特に原発周りの話は、ある意味宗教じゃねぇのかと思わせるようなことが多々あります。
それを誘発させるかのうようなメディアの・・・「意図的」なのか「馬鹿」なのかはわかりませんが、
誤ったデータの使い方による世論の誘導。見てられませんね。

特に最近のもので「これはおかしいだろ」と思ったものを紹介します。









夏の一番暑い時期も終わり、電力使用量はピークを過ぎました。
そこで今夏を振り返った上、反対を振り切って再稼動させた大飯原発について
「稼動させなくても大丈夫だった」という意見をかなり耳にします。
メディアも実際そう報じているのをよく見るわけですが、果たして本当にそうなのか。

それでは実際に数字で皆様に説明してみましょう。

まずは今夏、関西電力管内で最も大量に電力を消費した日、8月3日を見てみます。
すると供給力2991万kWに対してピーク時使用量は2682万kW。
(割合にすると89.7%程度です)
大飯原発の供給力は118万kWであったため、原発を除いた供給力は、

2991 - 118 = 2873(万kW)

ということでピークのときの2682万kWでも結構余裕があるじゃないかというお話です。
だから再稼動をした政府は批判されてしかるべき!
なるほど、それはそういうことになるのかな。

ここでデータを見るときに重要なことがあります。
それは今言った話に含まれてない話があるのではないかということ。
今回の話はどうも「節電効果」のことを考慮していないようです。

今夏、関西電力管内では節電の呼びかけもあって2010年比で約11%の節電効果があったそうです。
もしこの節電効果がなかったらどうなっていたか。その場合の消費量は・・・

2682 ÷ 0.89 = 3013(万kW)

うおう、大飯稼動しててもダメじゃん!
この数字を見ると、もう少し何か稼動させなきゃ危なかったんじゃないか、とも思えてきます。
(もちろんピーク時に11%の節電をしていたかどうかは定かではないけどもね)
「いや節電効果を除いて論ずるのはおかしいだろ」と反論する人もいると思いますが、
そもそも節電効果は「技術の進歩」と「人間の行動(主に我慢)」によるもの。
前者による効果はともかくも、後者による効果は不確定なもので予測は難しいものです。
そういうものを人の命に関わる一大プロジェクトの実施前の計算に入れて、
「多分これくらい節電してくれるべ、何とかなるべ」
どんぶり勘定されたんじゃたまったもんじゃありません。

節電効果まで踏まえた上で、私の意見としては、
「今夏の大飯原発の再稼動は仕方がないものであった。
 ただし、この消費電力の維持が可能であるなら来夏以降は不要」

と、中学生並の結論に落ち着くわけです。


相手を論破したいときに、一部のデータを隠したり改竄したりする人がいます。
これはメディアレベルでも同じで、自社の社説を通すがためにデータを恣意的に利用することがあるのです。
データは人を信用させるもの。
しかし、同時に人を欺くものということを常に覚えておいた方がいいと思います。
(データの正しい見方については、うちの不良在庫「チルノン教授3」をご参照あれ)


とりあえず少しでも正しいデータを見たいって思う人は、

・めんどくさくても生データを探す。人づてに聞くと主観が入る。
 (今日のこの日記だってそうですよ)
・twitterはほとんど信用するな。(原発関連は)ウソの宝庫だから。
 特に、情報ソースの無い話はほぼ100%ウソなので信用してはならない。

ま、正しい情報なんて古今東西、手に入るものじゃないんですけどね。



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